中古車を検索し見ていく中で、必ずといってよいほど重要視するポイントが修復暦の有無です。では中古車における修復暦とは何なのでしょうか?
修復暦とは、自動車公正取引協議会が定めた9つの部位に関して交換もしくは修正がなされたクルマを修復暦車とします。従ってこの修復暦は事故暦とは違います。9つの部位に関わらない部位の事故修正は修復暦には当たりません。
9つの部位の定め方はフレームやピラーなどの基本骨格といわれる走行安全性や乗り心地に強く影響を与えるような箇所を定めています。
かつては修復暦の表記をする義務が中古車販売店にはありませんでしたが、現在は販売する際に明示しなければいけないようになりましたのでカーセンサーや車選びドットコムには修復暦が表記されています。しかし販売店が自社の修復暦を偽る問題が多発したことがニュースなどで大きく取り上げられたこともあり、消費者が中古車業界に疑いの目で見るようになったのです。いままではこんなお客さんの声があったのです。
『この車安いけど 何かあるのですか?』
中古車業界に対して、「中古車を選ぶ明確な統一基準が無い」ことが不安で、安心を買うかのようにディーラーで購入する人もいたのです。
それを解決する為に、最近では修復暦の情報開示も流れが大きく変わりつつあります。それがカーセンサー認定・車選び.com認定です。中古車業界の流れは、第3者(鑑定師・検査員)の鑑定(検査)を行い、鑑定書(品質評価証)を付けて販売する手法が、今は主流となりつつあります。
第三者機関による鑑定で公正な評価を受けた中古車、それが鑑定車・認定車です。中古車に不安を持つ方や、特に初めての中古車探しの方に好評です。同じような品質でもディーラーで購入すると数万円から10万円ほど価格が高いこともあったので、中古車販売店さんが第3者(鑑定師・検査員)の鑑定を受けクリーンに明示することで鑑定・認定車が多く選ばれています。
カーセンサー認定・車選び.com認定が解決してくれる項目
などが挙げられます